どれほど気持ちを伝えたくとも・・・
俺の持っている言葉では・・・おまえに伝わらない

どれほど愛していても
俺の気持ちは・・・結局おまえには届かない


「俺たちは・・・愛し合っている」

俺はそう信じていたけれど・・・
おまえにとって俺は・・・信じることも出来なかったのか?


「私、珪くんに・・・飽きられちゃった
 もう・・いいよ
 さよならしよう
 元気でね・・・珪くん」


そう言って・・おまえは俺の部屋から出て行った
俺は・・・引き止めることも出来ず
・・・成す術も無く・・・おまえの背中を見つめた


おまえのこと・・・飽きる?
おまえと・・・別れる?
おまえが居なくて・・・俺・・・
元気で居られるのか・・?

答えは・・・全て決まっている・・「NO」


おまえを・・・愛している
俺は・・・それしか言えない
もっと・・・、格好いい台詞・・言いたくても
俺には・・・それしか言えない


俺からはサヨナラは言わない
おまえは・・俺の部屋へ戻ってくる・・・
そう信じて・・・待っている・・・
ずっと・・・この部屋で待ってる


「もう一度・・俺の部屋・・来て欲しい   珪」


俺は・・・携帯にメールを発信する

手元に残された・・・おまえのクロス
俺たちが愛を誓った・・・・あの日を信じて・・・


そして、50分後・・・

ドアの鍵を外側から開ける音・・・
そして・・・ゆっくりとドアが開き・・・
涙でぐしゃぐしゃになったおまえが・・・立ち尽くしていた
俺は・・・おまえを引き寄せて・・・抱きしめて・・こう言った


「おかえり・・・

おまえは・・・涙で濡れた顔を・・精一杯笑顔にしてこう言った

「珪くん・・・ただいま」

他に言葉は要らない

もう一度・・・始めよう・・俺たちの永遠を


END



dream−menu      top